Sさんが最初にトライしたのは、P社、今人気のshopを展開し、業績も好調、本人の元気よさと明るさがshopの雰囲気にも合っており、良い結果が期待出来そう。
P社と並行に Bグループにもエントリーシートを提出することに。初めてのエントリーシートで 苦戦しているらしく、毎日のように就職相談室に来るものの、販売のアルバイトもあり、時計を気にしながらの格闘。
また、関西に本社のあるJグループにもエントリー、学校、就職活動、アルバイトと忙しい中にも頑張って行こうという意気込みが感じられる。
4月に入り・P社の2次試験(筆記、作文、面接)
S:「作文はスラスラ書けたけど、筆記は全然ダメ・・・。」
2次試験通過、3次試験へ
4月中旬・Jグループの1次集団面接・結果
S:「リラックスできる雰囲気だったけど、面接官の目が真剣で緊張した!」
結果=不合格
初めての敗戦、特に強く希望していた訳ではないがやはりショック!!
しかし、今の所本命のP社が順調に進んでいるのでこれもいい薬に
5月に入り連休明け・P社の3次試験-集団面接
S:「元気の良さは私が一番だったけど言葉使いがダメだった。何か言いたいことが言えなかったような気がする。微妙・・・。」
翌日・Bグループ1次の書類選考が通り2次の集団面接へ
S:「話は、弾んだが・・・。」
数日後Bグループから結果が来て、就職相談室へ報告に来る。
S:「先生、Bグループ落ちた。2kgやせた。」
さすがに2社目の不合格、ショックが大きいよう・・・。
「あっ、そうなんだ、やっぱりね、Bグループは向いてないと思ってたよ。就職活動には試練も必要、これからが勝負だよ。」
内心これは良くないなと思いながらもこちらはあまり気にしていない素振り。
さらに数日後P社の結果がメールで送られてくる。
まず、午前中に就職相談室のパソコンを見に来る。気になって一緒に画面を覗き込むが
S:「先生やめてよ、見ないで 落ちたらショックじゃん。」
しかし、まだメールは届いていなかったよう。
さらに午後、再びやって来てパソコンを開くと
「残念ですが今回はご希望に添えません・・・就職活動を頑張ってください」
S:「先生ダメだった。」
振り返った目には、今にもこぼれそうに涙が・・・
休み時間が終わり教室に戻っても授業が始まっても涙が止まらなかったようです。
放課後三たび、就職相談室へ
S:「先生、もう私ダメだ。もうアルバイトでいい。」
すっかり自信を無くしてしまったようす。
就職をあきらめてフリーターでいいという安易な道を考え始める。
就職活動がうまくいかなくなると誰もが考える事、しかし、ここが本人にとっても我々にとっても正念場、この苦しさを乗り越えた所に成長した自分がいるはずです。なんとしても自分の力でそこまで到達して欲しいのですが、・・・。